Electroware社の製品。RS-232Cのシリアル通信データを内蔵フラッシュメモリーに記録します。スタンドアローンで動作するので記録のために別途パソコンを用意する必要がありません。
機器に内蔵に便利な端子台タイプです。
時計機能を内蔵しているため、時刻（タイムスタンプ）も一緒に記録できます。
記録したデータは、USBメモリーを接続し、転送することができます。また、USBメモリーを接続したままにすると定期的にUSBメモリーに転送することができます。
FA機器でも使いやすいよう、DC5V、または、DC6Vから24Vまでの電源に対応しています。
電源 DC5V、または、DC6Vから24Vまで対応
FAの制御機器・制御盤内でも使いやすいよう電源が DC5V（マイクロUSBで接続）、DC6Vから24Vまで（端子台）対応しています。PLCと外部機器・周辺機器との通信を記録するのに便利です。
DC5Vをご使用の場合、マイクロUSBから供給してください。
RS-232C 非同期シリアル通信を記録
RS-232C(±12V) 非同期シリアル通信(UART)のデータを記録します。
記録用PC不要のスタンドアローンで作動
本器単体のスタンドアローンで作動するため、別途、記録用のパソコンを用意する必要がありません。
Linux、Macでも使用可能
パソコンのソフトウェアとして作動するわけではないので、Windowsだけでなく、Linux、Macでも使用できます。RS-232C非同期通信なら何でも記録できるので、パソコン以外でも使用できます。
機器への内蔵に便利な端子台タイプ
Dサブコネクターではなく、端子台で接続するため、機器への内蔵して使うのに便利です。
送受信双方向を記録
送信(TX)、受信(RX)の双方向を記録できます。設定により、どちらか一方のみの記録もできます。
115.2kbpsまで対応
通信速度115.2kbpsまでのシリアル通信を記録することができます。
また、送信・受信で通信速度を変えることができます（速度変換はできません）。
基板サイズ 29mm×22mm
基板サイズが 29mm×22mm と小さいので機器への内蔵して使うのに便利です。
128MBの内蔵フラッシュメモリー
128MBのフラッシュメモリーを内蔵しています。そのメモリーがいっぱいになると、古いデータを削除し、記録を継続します。従来のSerialGhostと異なる利点です。
また、別途、USBメモリーを接続し、そちらへ自動で転送することができますので、128MBを超えるデータを保持することもできます。
USBメモリーを接続可能
USBメモリーを接続し、記録されたログファイルを転送し、読み出すことができます。
また、ロギング時にUSBメモリーを接続したままにすると定期的にログファイルをUSBメモリーへ転送します。USBメモリーがいっぱいになると、USBメモリーへの転送は行われません。内蔵メモリーの古いデータに上書きをしてながら、記録は継続されます。
USBメモリーは、付属しておりません。
時刻も記録可能
時計機能を内蔵しており、時刻も記録することができます。通信がない状態が設定した時間（最小1秒）以上経過後、通信が行われたときの日時が記録されます。連続的に通信が行われている状態では、日時は記録されません。
マニュアル(英語)
日本語マニュアルは用意しておりません。
多くの使い方は、BASICと同様ですが、下記の点が異なります。
形状が異なります。
OLEDディスプレイが付いていません。
リセットボタン、LEDが付いていません。
Virtual COM Port機能がありません。
接続方法
通信アイドル状態が全くなく、常に連続で送受信が行われる場合、記録漏れが起きる場合があります。
Electroware は、KeeLogでのSerialGhostの設計者がスピンアウトして設立した会社です。
KeeLogでもSerial Ghost の新タイプを販売しておりますが、当店では、信頼性を考慮し、Electroware 製のものを扱います。
