Visual Basic 6.0での使用方法
Visual Studioで使用する場合、専用DLLを使用します。
ここでは、Visual Basic 6.0での使用方法を説明します。
1.下記のDLL(zipファイル)をダウンロードしてください。
top16DLL version1.5
2.ダウンロードしたファイル Top16_DLL_Version1.5.zip を任意のフォルダーに展開(解凍)してください。
3.展開してできたフォルダー内のFTD2XX.dll, top16.dll を実行したいプログラムと同じフォルダーにコピーしてください。
4.下記のDeclare文による外部参照を宣言することにより、DLL内のプロシージャーを使用することができます。
Private Declare Function ListTop16Boards Lib "top16.dll" (ByRef byteArray As Byte) As Long
Private Declare Function SetOut Lib "top16.dll" Alias "SetOutputs" (ByVal handle As Long, ByVal mask As Byte, ByVal SetUnSet As Byte) As Long
Private Declare Function OpenBoard Lib "top16.dll" (ByVal boardName As String) As Long
Private Declare Function CloseBoard Lib "top16.dll" (ByVal handle As Long) As Long
Private Declare Function readAnalogInput Lib "top16.dll" (ByVal handle As Long, ByVal input As Integer, ByVal gain As Byte) As Long
Private Declare Function GetInputs Lib "top16.dll" (ByVal handle As Long) As Long
5.OpenBoard プロシージャーで対象TOP16をオープンした後、SetOut(出力)、GetInput(出力)のプロシージャーを使うことができます。対象I/Oを操作した後は、CloseBoardでクローズしてください。クローズしても出力値は保持されます。
オープン
OpenBoard( boardName)
引数
boardName対象TOP16のID(シリアル番号) String
IDは、専用プログラムTop16 Manager(
Windowsへのインストールの手順により
インストールされます) で得ることができます。
また、Top16 Manager でIDを書き換えることもできます。
戻り値
対象TOP16へのハンドル Integer (32bit)
クローズ
OpenBoard(handle)
引数
オープンで得られた対象TOP16へのハンドル
入力
GetInput(handle)
引数
オープンで得られた対象TOP16へのハンドル
戻り値
INの状態
1,2,3,4,5,6,7,8の各INがそれぞれ2進数の下位から順に割り付けられます。
例)入力値 64 2進数にすると01000000なので、IN7がON
入力値 48 2進数にすると00110000なので、IN5,IN6がON
出力
setOut(handle, mask, SetUnSet)
引数
handleオープンで得られた対象TOP16へのハンドル
mask 操作したいOUTの番号を指定します。複数のOUTに対して同じ操作を行うことができます。
1,2,3,4,5,6,7,8の各OUTがそれぞれ2進数の下位から順に割り付けられます。
よって、例えば
OUT1を指定する場合、1
OUT4とOUT8を指定する場合、8+128=136 なので 136
指定外のOUTは、OFFまたはONの状態を保持します。
SetUnSet 指定したOUT番号の ON (1), OFF (0) を指定します。
6.その他、詳しい使い方は、サンプルプログラムを参考にしてください。
Visual Basic 6.0 サンプルプログラム