Visual C++ 2005での使用方法
Visual Studio 2005以降(2005, 2008, 2010)では、専用DLL tctecUSB4.dll への参照を設定するだけで使うことができます。
ここでは、Visual C++ 2005での参照の設定のしかたを説明します。
1.ソリューションエクスプローラーの中のプロジェクト名を右クリックし、表示されたメニューの参照をクリックします。
2.表示されたウィンドウの中の「新しい参照の追加(
N)...」をクリックします。
3.追加(
A)ボタンをクリックし、開いたウィンドウの中の 参照 タブをクリックします。
C:\Program Files\tctecのフォルダー内にある、tctecUSB4.dll を選択し、OKボタンをクリックしてください。
4.下記のようにTctecUSB4への参照が追加されました。OKボタンをクリックして、このウィンドウを閉じてください。
5.プログラムでは、下記のように使うことができます。
TctecUSB4::TctecUSB4::setBits(serialNumber, mask, on )
serialNumber 専用プログラムSuper4USBRelay(Relay Mapper)で表示されるIDを設定します。
mask 操作したいリレーを指定します。複数のリレーに対して同じ操作を行うことができます。
R1,R2,R3,R4の各リレーがそれぞれ2進数の下位から順に割り付けられます。
よって、例えば
R1を指定する場合、1
R2とR3を指定する場合、2+4=6 なので 6
指定外のリレーは、OFFまたはONの状態を保持します。
on リレーのON(true)、OFF(false)
例)R1をONにする
TctecUSB4::TctecUSB4::setBits("FTTBJ67O", 1, true)
R3とR4をOFFにする
TctecUSB4::TctecUSB4::setBits("FTTBJ67O", 12, false)
6.その他、接続されているSuper4の一覧の取得なども行うことができます。それらの使い方は、Visual Basic 2005のサンプルプログラムを参考にしてください。Visual Studio 2005以降では、Visual C++とVisual Basicでは、C++とBasicの文法が違うもののSuper4の関数の使い方はあまり変わりません。
Visual Basic2005 サンプルプログラム