エレファイン

ブートローダー


USB-ISSは、ブートローダーが内蔵されています。よって、新しいファームウェアがリリースされた場合、ユーザー自身で更新することができます。ブートローダーは、Microchipアプリケーションライブラリーの一つとして、Microchip社より提供されています。下記よりダウンロードしてください。
Microchip ブートローダー ダウンロード

下の写真のようにUSB-ISSのブートローダージャンパーピンにショートピン(外部回路を外して、一時的に付属の5V/3.3V切り替えショートピンを使うとよい)を差し込んで、USBを接続します。
USB-ISS-SVは、この端子が下面に出ていますので、何らかの方法で短絡してください。
すると、赤いLEDが点灯し、ブートローダーモードであることを示されます。


ブートローダープログラムを起動すると、下記のようなウィンドウが表示されます。



Device attached. が表示されない場合、ショートピンが差し込まれているか、USBがきちんと接続されているかを確認してください。
下記のリストより必要なバージョンのファームウェアをダウンロードしてください。

USB-ISS FirmwareVersion 2 2010年10月 最初にリリースされたバージョンです(バージョン1は内部テストのみ)。
USB-ISS FirmwareVersion 3 2010年12月 通信をしている間、LEDをとても短く点滅するようにしました。43msの
点滅でよく見えるようになりました。
I2Cモードで何も接続されてないとき、ランダムな返信があるのを修正
しました。もとのUSB-I2Cと同じように0xFFを返します。
USB-ISS FirmwareVersion 4 2012年4月 PIC18F14K50の正誤表 Doc-F #2の回避策を追加しました。
それは、SPIで低い周波数のSCKを使うとクラッシュする不具合がありました。
USB-ISS FirmwareVersion 5 2013年4月 I2Cデバイスの存在を確認するためのI2C_TESTコマンドを追加しました。


"Open Hex File"をクリックして、新しいバージョンのファームウェアをロードしてください。
それから、"Program/Verify"をクリックすると、下記のようになります。


これで、新しいバージョンになりました。
USB-ISSのブートローダーショートピンを外して、"Reset Device"をクリックすると、新しいファームウェアが起動します。緑のLEDが点灯し、通常動作であることを示します。