UARTのコマンドによる制御が可能
コントローラー内蔵ステッピングモータードライバー
Cytronの2相ステッピングモーター(パルスモーター)のコントローラー・ドライバー。
5VのUARTによるシリアルインターフェイスでコマンドを与え、2相ステッピングモーターを回転させることができます。1相当り1A、合計2Aまでのステッピングモーターを制御することができます。
ユニポーラ、バイポーラ両駆動方式に対応
ユニポーラ駆動、バイポーラ駆動の両方に対応しております。
シリアルインターフェイス(UART)のコマンドで作動
5VのUARTでコマンドを与えることにより、ステッピングモーターを回転させることができますので、別途パルスジェネレーター等を用意する必要はありません。
コマンドより下記のことを行うことができます。
モーター励磁ON・OFF
モーター運転・停止・回転方向の指定
回転速度(1~255)
モーターの初速度・目標速度・加減速レート
エンコーダー値(出力したパルス数を基にしたモーター現在位置)の読み出し
指定したエンコーダー値までモーターを回転させ、停止させる
通信ボーレートの変更
マイクロステップ駆動
ステッピングモーターの基本駆動角度に対して、1/2、1/5、1/10の角度で回転させるマイクロステップで駆動しますので、なめらかな回転をさせることができます。
3~40Vのステッピングモーターに対応
ボード自体のロジック用の電源を別途入力させることにより、3~40Vのステッピングモーターを駆動させることができます。
ボードロジック回路電源をモーター電源より供給可能
モーターの電圧を8~24Vにした場合、ボード自体のロジック回路電源をモーター電源と共用することができますので、電源を2種類用意する必要がありません。
1相あたり1Aまで駆動可能
1相あたり1A、2相合計で2Aまでのモーターに対応しています。
ボーレートおよびマイクロステップの設定はフラッシュメモリーに保存されるので、電源を切っても保持します。よって、電源を入れなおしても再設定する必要はありません。
放熱ファン付き
モータードライバーの熱を放熱させるファンがついています。
サンプルプログラムを用意
Visual Basic .NETのサンプルプログラムが用意されています。
Visual Basic .NET サンプルプログラム ダウンロード
ただし、展開してできたフォルダー内のVBプロジェクトをクリックしてもうまくVB開発環境に読み込まれません。下記のように SD02B GUI.sln というファイルを1段階上のフォルダーに移動すると、うまく読み込めるようになります。
1段階上のSD02B GUIフォルダーと同じフォルダー内へ移動
PC接続オプションを用意
USBでパソコンに接続するためのUSB・UART変換器も用意しております。
本器と同じナイロンコネクターがついていますので、ケーブル1本ですっきりと接続することが
できます。ただし、付属のナイロンコネクターでケーブルを作成する必要があります。
UC00A USB・UARTコンバーター 3.3V・5V対応 FTDI仕様
接続例
マニュアル(英語)
日本語マニュアルは用意しておりません。