インターネットに接続し遠隔地からのリレー操作
16Aの高容量開閉が可能
さらにアナログ入力、MQTTにも対応
イギリスDevantech社のリレーボード。Ethernet(LAN、インターネット)に接続すると、パソコン等から20個のリレーのON・OFF制御を行うことができます。また、直流0~5Vのアナログ入力8点も備えております。
指令は、TCP/IPを用いますので、プログラムの作成がしやすいです。Android、iPhoneのアプリも用意されています。
-Bが付加された、ETH8020-Bになり、MQTTに対応しました。
LAN、インターネットからリレーの制御
Ethernet(LAN、インターネット)に接続すると、離れた場所のパソコンからリレーのON・OFF制御を行うことができます。ルーターを設定することにインターネット経由で遠隔地からもON・OFF操作を行うことができます。
TCP/IPインターフェイス
リレーのコマンドは、TCP/IPを用いて送受信します。よって、比較的簡単にプログラムの作成を行うことができます。UDPと違い、TCPでは、コマンドが相手に届いたことを確認できるため(届いたことが確認できない場合エラーとなる)、動作を確実に行えます。
また、TCPでデータ送信を行えればいいので、Windowsに限らず、Linux、MacOS等でも使用することができます。
20個のリレー搭載
c接点のリレー20個を搭載していますので多彩な使い方ができます。
16Aの高容量接点
リレーの接点容量は、16A(DC24V、AC250V)と高容量ですので、多様に使うことができます。ただし、リレー、電磁弁、モーター等、コイルを使用した誘導性負荷の場合は許容電流が小さくなります。
接点許容電流
抵抗負荷・非誘導性負荷 16A AC250V、16A DC24V
誘導性負荷 3A AC1250、1.5A AC240V、0.22A DC120V、0.1A DC250V
アナログ入力 8点
直流0~5V、分解能10ビットのアナログ入力も備えており、遠隔地のアナログ値の取得等を行うことができます。
Androidスマートフォンから操作可能
専用のアプリケーションが用意されていますので、Androidスマートフォンからリレーの操作を行うこともできます。その際も、当然ながら、本器をLAN、インターネットに接続する必要があります。
アプリは、Google Playでダウンロードできます。
iPhoneからも操作可能
専用のアプリケーションが用意されていますので、iPhoneからもリレーの操作を行うこともできます。
WEBブラウザから操作可能
簡易的な使い方として、WEBブラウザからも操作できます。
MQTTスクライバーと動作し、MQTTブローカー(他のMQTTパブリッシャー、クライアント)側からのパブリッシュトピックにより、本器のリレーのON/OFF制御を行うことができます。
MQTTパブリッシャーよりパブリッシュトピックの内容として、1か0を送信すると、本器は、MQTTスクライバーとして、スクライブトピックを取得し、それに基づいてリレーをON/OFF制御します。
逆に本器がMQTTパブリッシャーとして、リレーのON/OFF状態を報告することもできます。
各リレーにスクライブトピック、パブリッシュトピックを設定して使用します。
仕様
電源 DC12V
ACアダプター等は、付属されていません。別売りのACアダプター AD1215をご購入していただくか、外径φ5.5mm、内径φ2.1mm、センター+のプラグで1A以上のACアダプター等を別途用意してください。
リレー接点容量 16A DC24V、16A AC250V (いずれも抵抗負荷、非誘導性負荷の場合)
リレー 1c接点 (リレーコイルOFF時導通するノーマルクローズとON時に導通するノーマルオープンの接点の組み合わせ)
リレー個数 20個
アナログ入力 8点
DC0~5V 10ビット
制御インターフェイス TCP/IP over Ethernet
基板寸法 215mm × 110.5mm
マニュアル(英語)
旧ETH8020(-Bなし)マニュアル(英語)
日本語マニュアルは用意しておりません。
別売りで専用ケースも用意されております。
ETH8020C ETH8020用ケース