Linux、Android等、オープンソースのOSを実行することができるシングルボードコンピューター。ほぼクレジットカードサイズの基板ながら、PCとして使用することができます。クロック周波数1.2GHz・64ビット・クアッドコア(4コア)のCPU、2GB DDR3メモリー、8GB eMMC、ギガビットEthernetポートなど、Raspberry Piよりも優れた点も多数あります。
Android、Debian Linux、Ubuntu LinuxなどのOSを実行することができます。
64ビット クアッドコア クロック周波数1.2GHz CPU
クロック周波数1.2GHz、64ビット・クアッドコアCPUの ARM CortexA53を使用しています。
Raspberry Pi Model B+ 互換GPIO
Raspberry Pi Model B+互換の40ピンGPIOコネクターがついていますので、Raspberry Piの周辺機器も接続して、使用することができます。ただし、すべてのRaspberry Pi GPIO機器に対応しているわけではありません。
8GB eMMC搭載
8GBのeMMC(フラッシュメモリー)が搭載されていますので、それにOSをインストールして使うこともできます。それにより、マイクロSDカードがなくても起動できます。
いろいろなOSを起動可能
Android、Lubuntu、Raspbian、Kali Linux、OpenWrt、nOS、Kano、openSUSE、fedora、Arch Linux、Moebius、UbuntuMATE等のイメージが用意されていますので、その中からお好みのOSをインストールして、使用することができます。
Ubuntu MATEデスクトップ
OSイメージダウンロード
Windows 10 IoT Coreにも対応
Windows 10 IoT CoreのOSイメージも用意されており、使用することができます。
仕様
CPU
1.2GHz クアッドコア ARM Cortex A53 64ビット プロセッサー
GPU
MALI-400 MP2 @ 500MHz
メモリー(SDRAM)
2GB DDR3 (GPUと共有)
オンボードストレージ
eMMC 8GB
マイクロSDカード (最大64GB)
オンボードネットワーク
10/100/1000Mbps Ethernet RJ45
WiFi (技適マークがついていませんので日本国内では使用できません)
ビデオ入力
CSI カメラモジュール対応
ビデオ出力
HDMI
オーディオ出力
3.5mmジャック、および、HDMI
電源入力
DC5V
2A以上を推奨
DCジャック 穴径 4.4mm ピン直径 1.6mm
外径4mm 内径1.7mm センター+のJEITA RC-5320A準拠のACアダプターに対応
USBポート
USB2.0 2個
ボタン
リセットボタン
GPIO(2×20)ピン
GPIO、UART、I2Cバス、SPIバス(チップセレクト2点)、CANバス、ADC、PWM、+3.3V、+5V、GND
LED
電源表示、RJ45
リモートコントロール
赤外線(オプション)
対応OS
Android 4.2、Raspbian、Lubuntu、OpenSuse、Debian
基板寸法
92mm x 60mm
重量
48g
Banana PI M64マニュアル(英語)
日本語マニュアルは用意しておりません。
OSイメージ (Ubuntu MATE、Android、Windows 10 IoT、Kano、Raspbian が用意されています)
Linux等のOSを作動させるために8GB以上のSDカードにOSイメージを書き込む必要があります。
本品は、Banana PIの公式製造者、SinoVoip社製です。
本品は、Banana PIの公式設計・製造者、SinoVoip社で作られております。当店は、SinoVoip社の正規販売代理店です。
シリアルコンソールケーブルがあると便利
Banana Piには、シリアルコンソールを接続するためのデバッグ用UART端子が付いています。
これにUARTケーブルを使い、PCに接続し、TeraTerm等のターミナルソフトを使うと、Linuxのブート状況等がわかります。
USB UARTシリアルコンソールケーブル LVTTL(3.3V)レベル入出力 FTDIチップ使用