DC0~10V、DC0~5V の電圧出力が可能
LAN、インターネットを介して、遠隔地から操作・制御が可能なアナログ出力 (D/A) が2点あります。遠隔地から、バルブの開度調整、温度調整、モーターの速度制御、インバーターの周波数変更といったことに応用できます。
電圧出力の電流出力のどちらかを選択して使います。
2点の出力は、それぞれ電圧・電流出力、レンジを異なる設定にすることもできます。
電源と絶縁されています。2点のアナログ出力間は、絶縁されていません。オープンドレインのSGNDと共通ですので導通があります。
電圧出力負荷抵抗最小 1kΩ
DC4~20mA、DC0~20mA、DC0~24mA の電流出力(カレントループ)が可能
電流出力(カレントループ)も行うことができます。DC4~20mAレンジでは、断線時にHTTP Post、SNMPで通知することもできます。
電流出力負荷抵抗最大 240Ω
絶縁オーブンドレイン出力 4点
電源から絶縁されたオープンドレイン(オープンコレクタ)出力が4点あります。
これもインターネット、LAN経由で遠隔地より操作することができます
最大ドレイン電圧 DC24V
制御可能最大電流 300mA
アナログ出力のSGNDと共通ですので、アナログ出力と絶縁されていません。
PWM出力対応
オープンドレイン出力は、PWM出力にも対応しています。
遠隔地のDCブラシモーターの速度制御、3色LEDを使用した調色制御などに使うことができます。
キャリア周波数は、 1Hz, 5Hz, 10Hz, 50Hz, 100Hz, 500Hz, 1kHz, 2kHzから選択できます。
この周波数は4点共通(4点とも同じ周波数)です。分解能は、10ビット(1024)です。
制御可能な電流は、300mA以下ですので、モーターやパワーLEDを駆動する際は、別途ドライバー等を介してください。
リレー出力2点
有接点のメカニカルリレーが2個搭載しています。
NO(ノーマルオープン、コイルONで接点ON)、NC(ノーマルクローズ、コイルOFFで接点ON)の両方を有したc接点ですので、多彩な用途があります。
LANに接続してパソコンから制御
WEBサーバー機能が内蔵されていますので、プログラムを作成せずにInternet ExplorerなどのブラウザーからリレーのON・OFF操作を行うことができます。ON・OFF操作だけでなく、ON・OFF状態もブラウザーで確認できます。もちろん、パスワード保護されていますので、パスワードを知らない人による操作を防止でき安心です。
ブラウザーソフトであれば操作できるので、Windowsだけでなく、Linux、Mac、iPhone、Anoroid等のスマーフォン、タブレットからでも操作できます。
ブラウザーから簡単設定
本商品の各設定は、リレーの操作と同様、パソコンのブラウザーで行えます。面倒なコマンドによるパラメーター設定が不要です。
インターネットに接続して外出先から操作
固定グローバルIPアドレスを使用し、ルーター設定でポート番号80へのアクセスを当商品のIPアドレスにすれば、外部からN・OFF操作ができます。
ダイナミックDNS対応
ダイナミックDNS(DDNS)に対応していますので、固定グローバルIPアドレスでなくても、インターネット経由で遠隔地よりアクセスすることができます。
動作確認済みDDNS
DynDNS
No-IP
DNS-O-Matic
ヨーロッパ端子台で簡単接続
リレーへの接続は、ヨーロッパ式端子台で行いますので、コネクターのはんだ付け、圧接が不要です。
SNMPでプログラムによる操作も可能
Visual Basic、Visual C++、Visual C#などのプログラムでリレー操作を行いたい場合は、SNMPを使用することにより行えます。SNMP v.2 に対応しています。
SNMPのコマンド発信ができればいいので、Windowsだけではなく、Linux、Mac OSでもできます。
Windowsの場合は、WinSNMP APIを使用すると比較的簡単に作成できます。WinSNMP APIは、Visual Stuio .NETだけではなく、Visual Studio 6.0でも使用できます。
MODBUS TCP/IP 対応
MODBUS TCP/IP 対応に対応していますので、PLC等を親機とした、MODBUSのアナログ出力として使用することができます。
ユーザーによるファームウェアアップデート可能
本商品の機能向上などで新しいファームウェアがリリースされた際には、ユーザーによるFTPでの書き換えができます。
状態をXMLファイルで取得可能
LANやインターネットに接続すると、パソコンでXMLファイルとして状態を取得することができます。
URL http://IPアドレス/status.xml
IPアドレスは、本器のIPアドレスを指定します。
HTTPのコマンドでリレーの操作が可能
HTTP Getのコマンド(ブラウザーのURLで入力)でリレーの操作をすることも可能です。
その操作時もBASIC認証によるパスワード保護が可能です。
コマンド例
リレー1をON
http://device.ip.address/status.xml?ron=1
リレー1 をOFF
http://device.ip.address/status.xml?rof=1
リレーXを状態反転
http://device.ip.address/?tgX=1
リレーXをパルスON
http://device.ip.address/?plX=1
リレーXとリレーYを両方ON
http://your.ip.address/?rX=1&rY=1
リレーXとリレーYを両方OFF
http://your.ip.address/?rX=0&rY=0
Modbus/TCP対応
Modbus/TCP のスレーブデバイスとして使用することもできます。
電源電圧8~32Vに対応
電源は、直流8~32Vの幅広い電圧に対応しています。機械制御によく使われる24Vでも使用可能です。
DINレール取り付け対応
DINレール取り付けも可能ですので、簡単に制御盤に取り付けることができます。
価格:35,750円(本体 32,500円、税 3,250円)