アナログ入力2点搭載
DC0~10V、分解能10ビットのアナログ入力を2点、有しています。
デジタル入力2点搭載
電圧入力(2.5~5VでHレベル)、または、無電圧接点入力(ドライ接点入力)の切り替えが可能なデジタル入力を2点、有しています。
8個の1-Wireセンサー入力
温度センサー等、8個の1-Wireセンサー入力も可能です。
設定した温度を超えた際、自動的にSMTPによるEメール送信を行うこともできます。
スタンドアローンで動作可能なデータロガー
上記の入力を一定間隔(10~3600秒)で内蔵フラッシュメモリーに自動的に記録することができます。約52000レコード記録でき、1分間隔で記録すると36日分記録できます。記録可能容量を超えた場合は、自動的に古いデータが削除され、記録を続けることができます。
記録データを自動的にアップロード可能
データロガーで記録したデータは、設定した時刻に自動的にHTTP Postを利用し、インターネット、LANを経由し、ホスト(パソコン)へアップロードすることができます。ファイルフォーマットは、XML、または、JSONに対応しています。
グラフ表示可能
記録したデータをグラフ化し、ウェブブラウザで見ることができますので、温度変化等が一目でわかります。また、グラフのCSVファイルとして、ダウンロードすることもできます。
c接点リレー2個搭載
入力だけでなく、c接点1回路のリレーが2個搭載されていますので、多彩な使い方が可能です。
LANに接続してパソコンから制御
WEBサーバー機能が内蔵されていますので、プログラムを作成せずにInternet ExplorerなどのブラウザーからリレーのON・OFF操作を行うことができます。ON・OFF操作だけでなく、ON・OFF状態もブラウザーで確認できます。もちろん、パスワード保護されていますので、パスワードを知らない人による操作を防止でき安心です。
ブラウザーソフトであれば、Windowsだけでなく、Linux、Macからでも操作できます。
リレーのパルス出力も可能
リレーの制御は、WEBからのON・OFFの各操作だけでなく、ONになった後、設定した秒数経過後、自動的にOFFにするパルス出力することも可能です。
ブラウザーから簡単設定
本商品の各設定は、リレーの操作と同様、パソコンのブラウザーで行えます。面倒なコマンドによるパラメーター設定が不要です。
インターネットに接続して外出先から操作
固定グローバルIPアドレスを使用し、ルーター設定でポート番号80へのアクセスを当商品のIPアドレスにすれば、外部からN・OFF操作ができます。
ダイナミックDNS対応
ダイナミックDNS (DDNS) に対応していますので、固定グローバルIPアドレスでなくても、インターネット経由で遠隔地よりアクセスすることができます。
設定方法 (TCW241の場合の説明ですが、TCW220も同様の設定が行えます)
ヨーロッパ端子台で簡単接続
リレーへの接続は、ヨーロッパ式端子台で行いますので、コネクターのはんだ付け、圧接が不要です。
SNMPでプログラムによる操作も可能
Visual Basic、Visual C++、Visual C#などのプログラムでリレー操作を行いたい場合は、SNMPを使用することにより行えます。
SNMPのコマンド発信ができればいいので、Windowsだけではなく、Linux、Mac OSでもできます。
Windowsの場合は、WinSNMP APIを使用すると比較的簡単に作成できます。WinSNMP APIは、Visual Stuio .NETだけではなく、Visual Studio 6.0でも使用できます。
ユーザーによるファームウェアアップデート可能
本商品の機能向上などで新しいファームウェアがリリースされた際には、ユーザーによるFTPでの書き換えができます。
状態をXMLファイルで取得可能
LANやインターネットに接続すると、パソコンでXMLファイルとして状態を取得することができます。
URL http://IPアドレス/status.xml
IPアドレスは、本器のIPアドレスを指定します。
電源電圧8~32Vに対応
電源は、直流8~32Vの幅広い電圧に対応しています。機械制御によく使われる24Vでも使用可能です。
DINレール取り付け対応
DINレール取り付けも可能ですので、簡単に制御盤に取り付けることができます。
v6プラス(MAP-E方式のIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)でも使用可能
日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)および対応プロバイダーが提供しているv6プラスなどの
MAP-E方式のIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6に接続した状態でもインターネット(WAN)経由で本器にアクセスすることができます。
通常、v6プラスでは、サーバー公開ができないことになっており、本器も使えないと思われがちです。しかし、サーバー公開ができないというのは、ポート番号80に対するアクセスができないことを意味しています。v6プラスでは、IPv4のIPアドレスを複数のユーザーで共有します。そのユーザーごとに使用可能なポート番号が複数割り当てられます。割り当てられたポート番号に対するアクセスをh本器のIPアドレスに転送するように設定(静的NAPT設定、静的IPマスカレード設定)することにより、使用することができます。本器のポート番号は、80のまま、ほかの番号への変更のどちらでも使えます。
DS-Lite方式のIPv4 over IPv6(transixなど)では、ポート開放ができないため、インターネット(WAN)から本器へのアクセスはできません。
価格:24,200円(本体 22,000円、税 2,200円)