デジタル入力2点
直流5Vの2点のデジタル入力を内蔵しています。ジャンパー設定により、ドライ接点・電圧入力の切り替えが可能です。
アナログ入力2点
直流0~20V、0~100Vのレンジが各1点、計2点のアナログ入力を内蔵しています。
c接点リレー2個搭載
c接点1回路のリレーが2個搭載されていますので、多彩な使い方が可能です。
温度センサー入力1点内臓
専用の1-Wire温度センサーを接続(
別売:温度センサー TST100)することにより、温度測定ができます。遠隔地の気温測定などに便利です。
なお、湿度も測定したい場合は、
TCW111をご利用ください。
LANに接続してパソコンから制御
WEBサーバー機能が内蔵されていますので、プログラムを作成せずにInternet Explorerなどのブラウザーから各入力の値の確認、リレーのON・OFF操作を行うことができます。もちろん、パスワード保護されていますので、パスワードを知らない人による操作を防止でき安心です。
ブラウザーソフトであれば、Windowsだけでなく、Linux、Macからでも操作できます。
リレーのパルス出力も可能
リレーの制御は、WEBからのON・OFFの各操作だけでなく、リレーがONになった後、設定した秒数経過後、自動的にOFFにするパルス出力することも可能です。
ブラウザーから簡単設定
本商品の各設定は、リレーの操作と同様、パソコンのブラウザーで行えます。面倒なコマンドによるパラメーター設定が不要です。
インターネットに接続して外出先から操作
固定グローバルIPアドレスを使用し、ルーター設定でポート番号80へのアクセスを当商品のIPアドレスにすれば、外部からリレーのON・OFFができます。
スマートフォンからも操作可能
パソコンだけではなく、スマートフォンのブラウザーからも各入力値の確認、リレーのON・OFF操作が行えます。
ただし、インターネットへ公開(接続)するためのルーター等の設定が必要です。
デジタル入力の変化によるEメール自動送信、SNMPトラップ送信が可能
デジタル入力のONまたはOFFの変化でSNMPトラップ送信、SMTPによるEメール送信を行うこともできます。ただし、本商品はEメールの受信ができないので、多くのプロバイダーが採用している送信の前に受信が必要なメールサーバー(POP before SMTP)ではメール送信機能は使えません。SMTP AUTH (SMTP認証)には対応しています。POP before SMTPのみでSMTP AUTHに対応してないプロバイダー等をご利用の場合は、POP before SMTPが不要でSMTP AUTHに対応しているYahoo!メール等を使うとよいでしょう。本商品は、SSLには対応してないため、Gmailでは送信できません。
TCW120はデジタル入力値によるEメール送信のみですので、温度、アナログ値による送信をしたい場合は、
TCW111がおすすめです。
SNMPエージェント
SNMPエージェントとしても作動しますので、SNMPマネージャーから各値の読み出し、リレーの操作等を行うことができます。MIBファイルが用意されていますので、わざらわしいOIDの数字を意識する必要がありません。
TCW120 MIBファイル
Zabbixに対応
ネットワーク・サーバー監視ソフトウェア、Zabbixにも対応しています。温度センサーを接続すれば、温度監視として使用することができます。
ヨーロッパ端子台で簡単接続
リレーへの接続は、ヨーロッパ式端子台で行いますので、コネクターのはんだ付け、圧接が不要です。
SNMPでプログラムによる操作も可能
Visual Basic、Visual C++、Visual C#などのプログラムでリレー操作を行いたい場合は、SNMPを使用することにより行えます。
SNMPのコマンド発信ができればいいので、Windowsだけではなく、Linux、Mac OSでもできます。
Windowsの場合は、WinSNMP APIを使用すると比較的簡単に作成できます。WinSNMP APIは、Visual Stuio .NETだけではなく、Visual Studio 6.0でも使用できます。
MACアドレスフィルタリングも可能
パスワードだけなく、MACアドレスフィルタリングもできるので特定のパソコンからの操作に限定でき、さらに安心です。
ユーザーによるファームウェアアップデート可能
本商品の機能向上などで新しいファームウェアがリリースされた際には、ユーザーによるFTPでの書き換えができます。