温度・湿度センサー入力1点内臓
専用の1-Wire温度・湿度センサー(別売:
温度湿度センサー、
温度センサー)を接続することにより、温度だけでなく、湿度の測定もできます。遠隔地の気温・湿度測定などに便利です。
設定温度・湿度でEメール送信
設定した温度を超えたり、下回ったら自動的にEメールを送信することができます。サーバー等の異常温度監視に便利です。
SMTPサーバーのポート番号は、変更することができますので、標準の25だけでなく、サブミッションポート587でも使用できます。
ただし、本商品はEメールの受信ができないので、多くのプロバイダーが採用している送信の前に受信が必要なメールサーバー(POP before SMTP)ではメール送信機能は使えません。SMTP AUTH (SMTP認証)には対応しています。POP before SMTPのみでSMTP AUTHに対応してないプロバイダー等をご利用の場合は、POP before SMTPが不要でSMTP AUTHに対応しているYahoo!メール等を使うとよいでしょう(Yahoo!メールでの動作確認済み)。本商品は、SSLには対応してないため、Gmailでは送信できません。
設定温度・湿度でSNMPトラップ送信
設定した温度・湿度を超えたり、下回ったら自動的にSNMPトラップを送信することができます。サーバーの温度監視に便利です。
デジタル入力1点
直流5Vの1点のデジタル入力を内蔵しています。ジャンパー設定により、ドライ接点・電圧入力の切り替えが可能です。
アナログ入力1点
直流0~20V、0~100Vのレンジの切り替えが可能なアナログ入力1点を内蔵しています。
c接点リレー1個搭載
c接点1回路のリレーが1個搭載されていますので、多彩な使い方が可能です。
LANに接続してパソコンから制御
WEBサーバー機能が内蔵されていますので、プログラムを作成せずにInternet Explorerなどのブラウザーから各入力の値の確認、リレーのON・OFF操作を行うことができます。もちろん、パスワード保護されていますので、パスワードを知らない人による操作を防止でき安心です。
ブラウザーソフトであれば、Windowsだけでなく、Linux、Macからでも操作できます。
設定温度・湿度でのリレーON・OFF
設定された温度・湿度で自動的にリレーのON・OFFができますので、簡易的な温度制御などに使うことができます。ONとOFFの温度・湿度は、応差(ヒステリシス)を持たせることができ、設定温度付近でバタつくことがありません。
リレーのパルス出力も可能
リレーの制御は、WEBからのON・OFFの各操作だけでなく、リレーがONになった後、設定した秒数経過後、自動的にOFFにするパルス出力することも可能です。
ブラウザーから簡単設定
本商品の各設定は、リレーの操作と同様、パソコンのブラウザーで行えます。面倒なコマンドによるパラメーター設定が不要です。
インターネットに接続して外出先から操作
固定グローバルIPアドレスを使用し、ルーター設定でポート番号80へのアクセスを当商品のIPアドレスにすれば、外部からリレーのON・OFFができます。
スマートフォンからも操作可能
スマートフォンのブラウザーからも各入力値の確認、リレーのON・OFF操作が行えますので、外出先からの操作ができ、便利です。
ただし、インターネットへ公開(接続)するためのルーター等の設定が必要です。
各入力の値によるEメール自動送信、SNMPトラップ送信が可能
温度・湿度だけでなく、デジタル入力のON・OFF、アナログ入力でも設定値に達したときにSNMPトラップ送信、SMTPによるEメール送信を行うこともできます。
ただし、本商品はEメールの受信ができないので、多くのプロバイダーが採用している送信の前に受信が必要なメールサーバー(POP before SMTP)ではメール送信機能は使えません。
SNMPエージェント
SNMPエージェントとしても作動しますので、SNMPマネージャーから各値の読み出し、リレーの操作等を行うことができます。MIBファイルが用意されていますので、わざらわしいOIDの数字を意識する必要がありません。
TCW111 MIBファイル
Zabbixに対応
ネットワーク・サーバー監視ソフトウェア、Zabbixにも対応しています。温度センサーを接続すれば、温度監視として使用することができます。
温度・湿度センサーを接続し、ワイン工場のワインセラーの温度・湿度管理としての仕様実績もあります。
ヨーロッパ端子台で簡単接続
リレーへの接続は、ヨーロッパ式端子台で行いますので、コネクターのはんだ付け、圧接が不要です。
SNMPでプログラムによる操作も可能
Visual Basic、Visual C++、Visual C#などのプログラムでリレー操作を行いたい場合は、SNMPを使用することにより行えます。
SNMPのコマンド発信ができればいいので、Windowsだけではなく、Linux、Mac OSでもできます。
Windowsの場合は、WinSNMP APIを使用すると比較的簡単に作成できます。WinSNMP APIは、Visual Stuio .NETだけではなく、Visual Studio 6.0でも使用できます。
MACアドレスフィルタリングも可能
パスワードだけなく、MACアドレスフィルタリングもできるので特定のパソコンからの操作に限定でき、さらに安心です。
ユーザーによるファームウェアアップデート可能
本商品の機能向上などで新しいファームウェアがリリースされた際には、ユーザーによるFTPでの書き換えができます。