• ScanaPLUS USB接続ロジックアナライザー 9ch 100MHz
ScanaPLUS USB接続ロジックアナライザー 9ch 100MHz
  • 価格:34,362円(本体 31,238円、税 3,124円)

商品説明

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9ch最高サンプリングレート 100MHz
9チャネル全部使用しても最高サンプリングレートの100MSPS(メガサンプル毎秒)でサンプリングすることができます。他製品にありがちな1チャネルのときのみ、最高サンプリングレートでサンプリングが可能というわけではありません。

チャネル数 9ch
8ビットのデータバス、および制御線1ビットの解析に威力を発揮する9チャネルの入力です。もちろん、8ビットのデータバス+制御線という使い分けに限らず、自由な使い方ができます。

記録時間最長1000秒
毎秒100メガサンプルのサンプリングレートながら、連続で最長1000秒記録することができます。
しかも、これはソフトウェアによる制限であり、将来、もっと長くできる可能性もあります。

対応ロジック電圧 1.2V, 1.5V, 1.8V, 2.8V, 3.3~5V
ロジック電圧は、3.3V、5Vだけでなく、1.2V、1.5Vといった低電圧にも対応しています。入力可能な電圧は、これらの電圧の範囲でなく、±35Vになっていますので、多様な使い方ができます。
スレシホールド(しきい値)電圧は、9チャネルの信号を2グループに分けて、それぞれ別の設定を行うことができます。

多彩なトリガー
トリガー(記録開始点)は、立ち上がり、立下り、ロジックレベル、パルス幅を選択することができます。複数のチャネルの信号の変化の組み合わせ(トリガーシーケンス)をトリガーとして設定することができます。よって、本品自体の記録時間は、1000秒だけですが、捕らえたい事象が起きるまで、記録開始を保留することができます。

トリガーシーケンス設定ウィンドウ

高品質のフックプローブ
IKA Logicは、エレクトロニクスエンジニアなのでデバッグ時のプローブの重要性を心得ています。よって、高品質・高精度・高信頼性のアメリカE-Z-HOOKのプローブを使用しています。10色のプローブでソフト上のグラフもプローブと同じ色で表示されますので識別しやすくなっています。また、チャネル番号が抵抗のカラーコードに対応していますので、抵抗のカラーコードを覚えている人なら、色を見ただけでチャネル番号がわかります。

シリアル通信プロトコルデコーダー
各種シリアル通信プロトコルのデコード機能があり、流れるデータをわかりやすく表示します。将来、他のプロトコルにも対応予定。また、ユーザー自身で任意のプロトコルデコーダーを作成することもできます。
CAN通信モニター例

対応プロトコル

  • 1-Wire
  • CAN
  • I2C
  • I2S
  • LCD 4bit (キャラクターLCD日立HD44780 データバス)
  • LIN 1.x, 2.x
  • Manchester
  • NMEA 0183
  • Oregon Scientific
  • Parallel Bus 8ビット(1バイト)+クロック バス
  • SPI
  • UART (RS232C, RS485, RS422)

定格入力電圧±35V、絶対入力電圧±50V
定格入力電圧±35V、絶対入力電圧±50Vとなっているため、RS232C、RS485、LINなどの通信バスに直接接続することができます。

RS232C、RS485、CANを直接入力可能
RS232Cは、規格上最大±25Vになっているため、0~5V入力のみのロジックアナライザーでは、直接接続することができません。しかし、本品では、定格入力電圧±35Vなので直接接続することができます。
また、RS485は、-7~+12V、なおかつ差動入力となっていますので、これも0~5V入力のみのロジックアナライザーでは、直接接続することができません。本品では、差動入力にも対応していますので、RS485、CANなどの信号を直接接続することができ、別途レベルコンバーター、レシーバーを用意しなくても信号を解析することができます。
UARTのプロトコルデコーダー機能がありますので、サンプリングしたデータをキャラクター(文字)として見ることができます。

RS232C・RS422・RS485ラインモニター
前述のとおり、RS232C・RS485を直接接続でき、UART(RS232C、RS485)のプロトコルデコーダー機能がありますので、RS232C・RS422・RS485ラインモニターとして使用することができます。RS232Cは、5点モニターできますので、TxD(SD)・RxD(RD)に加え、RTS(RS)・CTS(CS) の信号も双方向でモニターすることができます。単に送受信データのキャラクターが表示されるだけではなく、実際の波形も表示されるため、送受信のタイミング、RTSのONタイミングを見ることができ、デバッグに重宝します。
また、差動信号は、2点モニターできますので、RS422の4線式、全二重通信でもTxDとRxDの両方を同時にモニターできます。TxD+、TxD-、RxD+、RxD-のそれぞれを1チャネルずつ接続します。
当然ながら、1点のみ(入力は2チャネル)を使用し、半二重通信のRS485モニターとしても使用できます。

CANバス通信モニター
前述のとおり、差動信号のCAN信号も直接接続でき、CANのプロトコルデコーダー機能がありますので、CAN通信モニターとしても使用することができます。車載機器の通信として、CAN通信と共によく使われるLINモニターも併用することができます。

PLCデータロガーとして使用可能
FA機械制御によく使われるDC24Vも直接接続できます。よって、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー、シーケンサ)の入出力信号をモニター、記録することができます。
装置間のハンドシェイク、ステッピングモーター、サーボモーター等のモータードライバーとのインターフェイス等のモニターに使うことができます。特に異なるベンダーの装置間のインターフェイスハンドシェイクにおいて、どちらの不具合かの証明に有用です。
ただし、本品のスレッシホールド(しきい値)に24Vはありません。PLCの入力ユニットの多くは、5V以下でL、14.4V以上でHと判断されます。一方、出力ユニットの残留電圧は、1.5V、近接センサー等のON時の残留電圧は2Vですので、ON時には十分5Vを下回ります。
よって、スレシホールドは5Vで使用することができます。

多彩な信号解析
ロジックアナライザーでサンプリングした波形のパルス幅(時間)、デューティー比、周波数等、多彩な解析を行うことができます。

波形の印刷
取り込んだ波形を印刷することができます。また、画像をクリップボードにコピーすることもできます。

波形をCSVファイルに出力
ロジックアナライザーで取り込んだ波形をCSVファイルに出力することもできます。
ロジック信号のCSVファイル出力例
下記のように信号が変化した時間(記録開始からの経過時間)が記録されます。
CSVファイル出力例
また、プロトコルデコーダーでデコードした文字をCSVファイルに出力することも可能です。


PCの性能に依存しないサンプリング
サンプリングは、本器内蔵の水晶発振子のクロックに基づいて行われますので、PCの性能に依存せずに正確な測定ができます。

LEDで信号状態の表示
波形が表示されない場合、トリガーの設定等がいけないのか、それとも信号がHになってないのか、判別しづらいことがあります。そのような場合に備えて、本体にLEDが付いており、いずれかの信号がHになったとき、点灯しますので、判断しやすくなっています。
LEDで信号状態表示

専用ソフト ScanaStudio V2
画面例
専用ソフトは、下記よりダウンロードすることができます。
ScanStudio V2 ダウンロード

Linux Ubuntuにも対応
専用ソフトは、Linux Ubuntu(32bit、64bit)版も用意されています。上記サイトよりダウンロードしてください。

商品にマニュアルは付属しておりません。下記よりダウンロードしてください。
マニュアル(英語)
日本語マニュアルは用意しておりません。
専用ソフト ScanaStudio2の説明(当店作成)

仕様
最高サンプリングレート 100MSPS (メガサンプル/秒)
入力点数 合計9点
RS232C信号入力 5点
LIN信号入力 5点
差動信号(RS485、CANなど)入力 2点
対応ロジック電圧 1.2V, 1.5V, 1.8V, 2.8V, 3.3~5V
定格入力電圧 ±24V
絶対入力電圧 ±50V
入力インピーダンス 100kΩ 5pF

電源 USBバスパワーを使用

USB 2.0、接続 USBミニコネクター
USBケーブル付属
E-Z HOOK社プローブ(10色) 線長 25cm 付属

本体寸法 73mm × 46mm × 17mm
本体重量 59g

価格:34,362円(本体 31,238円、税 3,124円)

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