I2C通信モード
I2Cでホスト(CPU、マイクロコントローラー、USB I2C変換器等)と接続しますので、数本の信号線を接続するだけで済みます。SCLは、最大1MHzです。アドレスを変更することもできますので、ひとつのバスに最大8個接続して使用することができます。また、I2Cですのでほかのデバイスも接続できます。
I2Cモードは、Arduino、Raspberry Piでのモーター制御に便利です。
RC(アンプ互換)モード
RC(ラジオコントロール)のアンプ(スピードコントローラー、ESC)と同じように使うことができます。RCプロポの受信機につないで使うことができます。また、RCサーボ制御信号と同じPWMですので、RCサーボコントローラーにつないで使うこともできます。20msの基準パルスに対して、1500μsのパルス幅で停止、1100~1900μsの範囲で値に応じて、回転方向・速度が変化します。
また、正常なパルスが入力されない場合、モーターを停止させる、RC Mode With Timeoutモードもあります(通常RCのアンプはこの動作)。
ただし、RCカーのアンプとしてはお勧めできません。RCカーでよく使われているモーターRS-540は、ストール(過負荷で停止)時の電流は70Aにもなります。RS-380PHでしたら、規格内です。
アナログ 0-2.5-5Vモード
DC0~5Vの電圧入力により、モーターの回転方向・速度を変化させることができます。2.5Vで停止し、2.5V超で正転、2.5V未満で逆転します。
アナログ 0-5Vモード
電圧入力DC0~5Vで速度を制御し、回転方向信号を別に与えます。
加減速制御が可能
I2Cモードでは、加減速時間を設定することができます。
温度リミッター内蔵
モジュールの温度が高くなりすぎると自動的に電力を制限し、発熱を抑えます。
マニュアル(英語)
日本語マニュアルは用意しておりません。
仕様
モーター電源電圧 DC5~24V
モーター最大電流 20A
ロジック用電源(モーター用と別に接続) DC5V
寸法 113mm × 52mm × 30mm
Hブリッジ制御IC L6384
スイッチング素子 MOSFET
接続
RCモードでは、制御信号をSDAに接続し、SCLは0Vまたは+5Vに接続してください。
アナログ 0-2.5-5Vモード 制御電圧をSDAに接続し、SCLは0Vまたは+5Vに接続してください。
アナログ 0-5Vモード 制御電圧をSDAに接続し、SCLに回転方向信号(TTLレベル)を接続してください。SCL入力がL(0.8V以下)で逆転、H(2~5V)で正転します。
ノイズ防止のため、モーターの+、-に0.01μFのコンデンサーを接続してください。
価格:12,362円(本体 11,238円、税 1,124円)