3AまでのDCブラシモーターの制御が可能
DC7V~18V 電流3A(瞬間的ピーク6A)までのDCブラシモーターの制御が行えます。
Arduino Nano/Uno互換プログラミング
CPUは、 ATMEGA328P を使用しておりますので、Arduino IDE(開発環境)を使ったプログラミングを行うことができます。
PWMによる速度制御
CPUからPWM信号を出力し、DCブラシモーターの速度制御を行うことができます。
ソリッドステート
リレー等の接点を使用しておりませんので、機械的な磨耗・制御の遅れの心配がありません。
ヒートシンク不要の高効率設計
すぐれた高効率設計がされており、ヒートシンクがなくても3Aの電流を制御することができます。
ロジック用電源不要
基板内部で使用するロジック制御の電源は、モーター用の電源を降圧して使いますので、別途用意する必要はありません。
5点の相手検出センサー入力
5点の相手検出センサーのための入力端子が付いています。
それぞれに入力状態を確認するためのLEDが付いているので、状態確認、デバッグがしやすいです。
圧電素子(ピエゾブザー)搭載
圧電素子を搭載していますので、音楽を演奏したり、音を鳴らしてロボットに個性を追加したりできます。
RCモード搭載
自立相撲ロボットではなく、RC(ラジコン)部門に参加できるよう、RCによる制御にも対応しております。RCの受信機からのPWM信号は、汎用入力を使用するため、ほかのセンサー入力を使う必要がありません。よって、プログラムの入れ替えだけで自立部門、RC部門のどちらにも対応できる相撲ロボットを作ることができます。
コンパクトサイズ
わずか92mm x 36mmの基板サイズのため、多くのロボットにも簡単に収まります。
国際的な相撲ロボット競技500gのカテゴリーでも問題はありません。
ショックプルーフ電源スイッチ
相撲ロボットは、特に互いに衝突したとき、衝撃・振動を非常に受けやすいです。
機械的なスイッチは、特に摩耗していると、過度の振動により接触が悪くなり、非通電状態になる傾向があります。競技中にロボットが瞬間的に電源が切れ、リセットされることは絶対にあってはなりません。
そのため、独自の耐衝撃性のON/OFF回路を開発しました。電源をオンにしたあと、ON側の接点の通電が切れても、回路はOFFになりません。代わりに、OFF側の接点を通電させると、電源源切ることができます。
トラブルシューティングの容易化
多くの場合において、プログラムを最初に実行したときにうまく機能しません。
多くのテスト、トラブルシューティング、微調整が必要です。そのため、トラブルシューティングとテストのプロセスを簡単にするための機能を組み込みまれています。
モーターテストボタンとLEDを使用すると、コードを記述することなくモーターの回転方向と接続をテストできます。
相手センサーのステータスLEDは、相手が検出されたかどうかを示し、センサーの検出範囲を簡単に調整できます。
オンボードのプログラム可能なユーザーLED、ポテンショメーター(半固定抵抗)、モード選択DIPスイッチにより、コードのテストと微調整が簡単に行えます。
上面
底面
データシート(英語)
日本語マニュアルは用意しておりません。
サンプルコード
仕様
電源電圧 DC7~18V
モーター電源電圧 DC7~18V
モーター最大電流(連続) 3A、瞬間ピーク(5秒未満)6A
ロジック用電源 モーター用より供給
ロジック電圧 5Vまたは3.3V
基板寸法 91.44mm × 35.56mm
ノイズ防止のため、モーターの+、-に0.01μFのコンデンサーを接続してください。
安全のため、ブレーカー、ヒューズ等を介して、本品に電源を接続してください。
価格:3,300円(本体 3,000円、税 300円)