LAN、インターネットからリレーの制御
Ethernet（LAN、インターネット）に接続すると、離れた場所のパソコンからリレーのON・OFF制御を行うことができます。ルーターを設定することにインターネット経由で遠隔地からもON・OFF操作を行うことができます。

TCP/IPインターフェイス
リレーのコマンドは、TCP/IPを用いて送受信します。よって、比較的簡単にプログラムの作成を行うことができます。UDPと違い、TCPでは、コマンドが相手に届いたことを確認できるため（届いたことが確認できない場合エラーとなる）、動作を確実に行えます。
また、TCPでデータ送信を行えればいいので、Windowsに限らず、Linux、MacOS等でも使用することができます。

4個のリレー搭載
c接点のリレー4個を搭載していますので多彩な使い方ができます。

16Aの高容量接点
リレーの接点容量は、16A(DC24V、AC250V)と高容量ですので、多様に使うことができます。ただし、リレー、電磁弁、モーター等、コイルを使用した誘導性負荷の場合は許容電流が小さくなります。

接点許容電流
　抵抗負荷・非誘導性負荷　16A AC250V、16A DC24V
　誘導性負荷　3A AC125V、1.5V AC240V、0.22A DC120V、0.1A DC250V

８点のデジタル入出力
入出力兼用のデジタル入出力が８点あります。
出力は、NPNトランジスターのオープンコレクター出力（厳密にはコレクターが内部で10kΩの抵抗を介して+12Vに接続）で、最大シンク電流は、100mAです。
入力は、無電圧接点入力です。

4点のアナログ入力
0～+3.3Vのアナログ入力が４点あります。

2個の使用でPCなしで入力状態を他方のリレーに出力するP2P動作も可能
2個のETH484を使用し、LAN、インターネットで接続すると、PCなしのスタンドアロンで一方の入力がONになったら、他方のリレーをONにするという、P2P(Pear to Pear, ピアツーピア)、リモートI/Oの動作も行えます。
リレー出力は、ETH484だけでなく、ETH008 Ethernet 8ch リレーボード、 ETH8020 Ethernet 20ch リレーボードに対しても使用できます。 また、1個のETH484に対して、複数個のリレーボードに出力することができます。ただし、入力1点に付き、制御できるリレーは1個だけです。

MQTTに対応
MQTTパブリッシャー、スクライバーとして使用することもできます。
MQTTブローカーに対し、デジタル入力、アナログ入力の状態の送信（MQTTパブリッシャー）ができるほか、MQTTブローカー側(他のパブリッシャー、クライアント)から本器のリレーをON/OFF制御することもできます。
リレーのON,OFFは、MQTTスクライバーとして動作し、MQTTブローカーからトピックとして、1か0を取得し、それに基づいて制御します。
アナログ入力の場合、入力値を設定した周期で自動送信（アップロード）も可能です。
ポート番号8883を利用したTLSにも対応しております。

各リレー、I/Oに対し、スクライブトピック、パプリッシュトピックを設定して使用します。

I/Oの設定


アナログ入力の設定

仕様
電源　DC12V
　ACアダプター等は、付属されていません。別売りのACアダプター AD1205をご購入していただくか、外径φ5.5mm、内径φ2.1mm、センター＋のプラグで500mA以上のACアダプター等を別途用意してください。
リレー接点容量　16A DC24V、16A AC250V （いずれも抵抗負荷、非誘導性負荷の場合）
リレー　1c接点　（リレーコイルOFF時導通するノーマルクローズとON時に導通するノーマルオープンの接点の組み合わせ）
リレー個数　4個
デジタル入出力 8点（入出力共通）
　入力 無電圧接点入力
　出力　オープンコレクタ出力 最大電圧DC12V　シンク最大電流 100mA
アナログ入力 4点 0～+3.3V。5Vまで入力可、ただし3.3V以上は同じ値
制御インターフェイス　TCP/IP over Ethernet

ETH484-B マニュアル(英語)
マニュアル(日本語)Google翻訳による機械翻訳のため不適切な翻訳があるかもしれません。

旧ETH484(-Bなし)マニュアル(英語)

Windows アプリ
上記のソースプログラム(Visual C#)

---

ETH484-B専用ケース