ブートローダー内蔵PIC18F14K50ボード
ユニバーサルパターン付で回路付加も容易
Numato Labの製品。
ブートローダーが内蔵されていますので、PICKitなどのプログラム書き込み器がなくても、USBを使ってパソコンでプログラムを書き込むことができます。
ユニバーサルパターンが付いていますので、周辺回路を付加することが容易です。
2022年7月18日 昨今の円安に伴い、仕入れ価格が大幅に上がりました。それに伴い、心苦しいところではありますが、販売価格を値上げいたしました。
ユニバーサルパターン付き
12点の各I/Oポートが基板上のユニバーサルパターンに接続されていますので、周辺回路を構成するのに便利です。
USBバスパワーで動作
USBバスパワーで動作しますので、別途電源を接続する必要はありません。外部接続による電源供給もできますので、PCなしのスタンドアローンでの動作も可能です。
5V・3.3Vレギュレーター付き
5Vから3.3Vレギュレーターが付いていますので、周辺回路で3.3Vを使用することも可能です。ジャンパーピンによる切り替えで5Vを使用することもできます。
ICSP用ヘッダーピン付き
ICSP用のヘッダーピンがついていますので、ICSPを接続することができます。
CPU仕様
PIC18F14K50
フラッシュプログラムメモリー 16KB
クロック周波数 12MHz
CPU処理速度 (MIPS) 12
RAM 768バイト
データEEPROM 256バイト
通信ペリフェラル 1-A/E/USART, 1-MSSP(SPI/I2C)
キャプチャー/コンペア/PWM ペリフェラル 1 ECCP
タイマー 1 x 8-bit, 3 x 16-bit
アナログ入力 9 ch, 10-bit
コンパレーター 2
USBスレーブ機能 USB 1.1, USB 2.0 互換フルスピード
ピン数 20
書き込むユーザープログラム(ファームウェア)は、アドレス0x1000から始まるように記述してください。0x0000から0x0fffは、ブートローダーが占有しています。
割り込みベクターも同様に再マップしてください。
ブートローダーの起動方法
ボード上のFWUPというヘッダーピンを短絡させて、電源を入れる(USBを接続する)と、プログラム書き込みソフトによる書き込み可能な状態になります。
書き込むためのソフト
Microchip Application Libraries
で Microchip Libraries for Applications v2018-11-26 Windows(Windowsの場合)をダウンロードしてインストールしてください。
デフォルトでインストールした場合、
C:\Microchip Solutions v2018-11-26\USB\Device - Bootloaders\HID
にある
HIDBootloader (Windows).exe
がパソコンからPICへ書き込むためのソフトです。
書き込むプログラムは、HEXファイルにする必要があります。